コンサル樋口のアーバン店舗経営アーカイブ

飲食店でセルフサービスを取り入れることのメリットと注意点

お客様が水を注いでる画像

現在、ファミリーレストランや回転ずし、うどん店など多くの飲食店でセルフサービスが導入されています。このシステムにすることで、人件費を抑えたり従業員の負担軽減、サービス内容のアップなどのメリットが期待できます。

このシステムの一番のメリットは、人件費が抑えられることです。従業員が行う配膳などのサービスをお客さんが行うので、その人員を減らすことで経営コストを大幅に軽減できます。また、お客さんが自分で行うことで、従業員の労働量が減り、負担が軽減します。従業員の負担が軽減することで、他のサービスに手が回るようになって、よりお店の環境や印象がアップしていくことにつながります。人員コストが減った分を料理の質の向上に当てたり、料理を盛る食器を豪華にすることで集客効果も上がるでしょう。さらに浮いた人手で、お客さんにより良いサービスの提供も可能になります。

セルフのサービスを行う時の注意点として、セルフ化に伴う初期費用がかかることです。セルフ方式にすることで、専用の機械の導入やレイアウトを少し改装することが必要になる場合もあります。セルフ化の費用とコスト軽減を天秤にかけながら考慮することが成功の秘訣となります。